オーストラリア生活

海外に出て改めて気づく日本人の国民性と文化

 

 

海外に出ると、初めての経験や新しい文化に接することで戸惑ったり、カルチャーショックを受けたりすることは多々ありますよね。実際に留学やワーキングホリデーで現地に住んでみると、短期の海外旅行では気づけなかった発見がたくさんあります。

今日はその中でも、逆に海外に出てみたからこそ改めて気づかされた、「日本人」の国民性や特徴、日本のカルチャーについてみていきたいと思います。

 

私たちが外国人と接しているとき、文化の違いから理解できないことや驚くことがたくさんあるように、外国人にとっても、理解できない日本の文化やカルチャーショックがたくさんあります

ここでは、私がオーストラリアで生活しながら、周囲の外国人に指摘されて改めて気づいた日本人の特徴や文化についてシェアしていきたいと思います。

 

 

1)マニュアル人間すぎる

 

日本人はよくマニュアル人間だと言われることがありますよね。
たとえばオーストラリアと日本の飲食店の接客を見てもかなり差を感じます。

日本では店員さんとお客さんが仲良く世間話をする光景はあまり見かけませんが、オーストラリアでは立場関係なくフレンドリーな雰囲気で、店員さんも素で接している印象があります。

日本に住んでいる外国人の友人が、日本人は、心から感謝をしていなくても「ありがとうございます」と言い、反省していなくても「申し訳ございません」と言う(言わなければいけない)と言っていました。

 

ちょうど先日、シドニーでオージーの友人たちと日本のレストランに行った際、あるデザートを頼もうとしたのですが、そのデザートが1つ4ドル、3つ頼むと合計10ドルでした。

そこで別の種類のデザート(1つ3ドル)も食べたかったので、3つのうち1つは別の種類のものにしてほしいと頼みました。それで合計10ドル払うと言ったのですが、お店側が損をしないにも関わらず、これを受け入れてもらえませんでした。

 

私の感覚としては、まあ元々ない条件で交渉したから仕方ないかなぁとも思えたのですが、オージーの友人たちは、あり得ない!融通が利かなすぎる!と少し苛立っていました。まあ確かに大きいチェーン店などではなく小さいお店だったこと、そしてお客さんも少なく忙しい様子もなかったので、その変更がそんなに難しいことではなかったとは思います。

まさにマニュアルにないことは対応しない、という感じでした。

 

 

2)自分の意見を言わない

 

海外で外国人と接してから最初はやはり彼ら(特に欧米人やヨーロッパ人)の自己主張の強さに圧倒されました。
日本人はどちらかと言うと、輪を大事にするというか、空気を読む傾向があり、自分の主張を抑えることが多いと思います。しかし欧米人やヨーロッパ人などは基本的に自分の主張を迷わずぶつけてきます

 

日本だとそういう人は自己中心的と見られ、嫌がられる場合もありますが、海外ではそうしないとむしろ自分がどんどん損な立場に追いやられることがあります

 

たとえば私がヨーロッパ人とシェアハウスに住んでいた頃、家の中での収納スペースをそれぞれ分け合わなければいけなかったのですが、ヨーロッパ人は、自分はこれくらい欲しい!ここがいい!と希望をすぐ言ってきました。

 

日本人の感覚からすると、そういうものは譲り合いで、自分の希望があっても相手の希望を聞いたり、相手の様子をうかがったりするものだと思いがちですが、そういう控えめで待ちの姿勢でいると、ただ自分が損をするだけです。何も言わなければ希望がないと思われてしまいます。自己中心的になれという意味ではなく、海外では自分の思っていることはハッキリと口にだして言うことがとても大切です。

 

シドニーで学校に通い始めた頃、初日の授業で先生に、「このクラスでは自分が日本人ということは忘れてください」と言われました。先生いわく、ほとんどの日本人は自己主張を全くしないので、それはよくないとのこと。特にこのクラスはビジネスコースのクラスだったこともあり、いわゆる「日本人」の態度でいると、海外では成功できないと言われました。

その先生は日本人の性格や文化を否定したいわけではなく、海外でうまく生きていくためには、ということで私にアドバイスをくれました。

 

 

3)礼儀正しく、ルールを守る

 

これは、今まで述べた日本人の特徴とつながる部分がありますね。マニュアルに忠実すぎる点や自己主張が弱い点がある反面、それは裏を返すと、礼儀正しい、秩序を乱さない、とも言えるかもしれません。

 

ほとんどの外国人が、日本人は礼儀正しくとても親切だと言います。また、日本人は責任感が強いので、ルールもきちんと守り、仕事も真面目にこなすと思われており、多くの人々から信頼を得ているのも事実です。

 

仕事を探していても、勤勉な日本人を雇いたいと思う雇用主も多いですし、またシェアハウスを探していても、きちんとルールを守って生活してくれる日本人を求めているオーナーも多いです。

 

去年開催されたワールドカップの試合終了後に、試合に負けたにも関わらず客席を掃除して帰った日本人サポーターが素晴らしい!という声が海外から多くありました。オージーの友人にも言われたのですが、彼らからするとそれは信じられないことのようです。自分の感情を抑え、まず相手や周りのことを気にかけるということは、そんなに簡単にできることではないようです。

 

 

以上、オーストラリアに来てみて改めて気づかされた日本人の特徴をご紹介してみました。

上記のように、海外では日本人の国民性がプラスになる場合もあれば、マイナスになる場合もあります。そのときの状況に合わせて自分の言動を変えてみることも必要かもしれません。

日本人の礼儀正しさや勤勉さなども大事にしながら、外国人とも対等に向き合えるように、自己主張や自己表現の仕方を身に着けることもとても大切です。

 

 

 

大阪生まれ大阪育ち。新卒で入社した某商社にて約3年間東京勤務。その後フィリピン留学を経て、オーストラリア移住。それまでに海外20カ国を旅する。趣味は旅行と音楽(主に楽器を弾くこと)。 このブログでは、海外生活や旅行に関する記事を中心に執筆しています。